2010/04/18

昨年1年間の所感

平成21年度は渉外として1年間勤務してまいりました。
晴れた日も雨の日も、風の日も雪の日も、現在は生産中止となっているヤマハのタウンメイトという原付で取引先を走ってました。この原付、3速で走っている最中にさらにシフトアップするとニュートラルになってしまうんです(ホンダのカブではそうならないようにロックされています)。
また6月には、二段階右折をしなければならないところをしなかったら捕まってしまいました。また最近まで、右折時の方向指示ランプが点いていませんでした。よく事故に遭わずに済んだものだなーと思います。

それはさておき、、、。

一昨年ですが、保証協会による「全国緊急対策支援資金」という時限付制度融資が発表されて、中小・零細企業の資金繰り支援に大きく貢献されました。うちの支店も例外ではなく、平成20年度下期や平成21年度上期は既往・新規先問わずこの制度を利用していただきました。
平成21年度下期にはその流れも一巡したものの、それでも資金繰りに厳しい企業に対しては、「資金繰り円滑化法」に伴う支払の条件変更にて対応しました。

以上の2点により、中小・零細企業の倒産率を減少させることができたとする見方は多いものの、一方では単なる延命措置に過ぎない、第二の余波が来るのではないか、という予測を立てる方もまた多いようです。確かに、業界によっては「昨年よりも今年がひどいのでは」と危惧しているようです。

株価は1万1千円代に達しているものの、地方に好況の波が来るのはまだまだ時間がかかりそう。その前に倒れてしまう企業が増えないことを祈るばかりです。

決算書を見ると、ため息の出ることが本当に多いです。そのくらい、どの業種でも売上減少しています。
そうした会社達がなんとか倒れないようにするためにも、金融や銀行の在り方が問われる時代かもしれませんね(汗)

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