2007/03/31

ニッキンにつっこみ! vol.5

こんばんは。決算日をなんとか無事に終え、6時半から今まで飲み続けてきた浅里でございます。

預金窓口の方は非常に混みました! 来店客数が300人を超えたから、今までで一番お客さんが入ったんじゃないかと思われます。やはり決算日はお客さんも忙しいわけですね。

まぁそんな忙しさは外回りの人には関係無いようでして。そのため仕事を早々に切り上げ、6時から早くも宴会状態なわけでして。
本当に銀行員なんだろうかと思ったのは今回で何度目でしょうか。


おっと! そんな脱線から戻って、「ニッこみ!」に戻りましょう。

ニッキンのトップ記事から。
どうやら生保や損保で、「意向確認書面」の導入が図られるようです。

「意向確認書面」?
この単語だけでは何の意味なのか良くわかりませんよね。


ようは、「この保険にはこんな条件やリスクがありますけど、きちんと説明したんですから、文句は言いませんよね」という証拠を残す書面なわけです。

確かにあとでお客さんからクレームを言われたとき、「ちゃんと意向確認書面で確認したじゃあないですか」と、金融機関的にはその説明責任を第三者に提示しやすくなるわけですけど。

はっきり言って、非常に面倒ですね。

この前、損保会社の担当者がうちの銀行で説明会を開きましたが、彼も「事務負担が増えるばかりでして」と嘆いていました。

結局こうした動きって、お客さんのためでは無く、金融機関が自分の首を守るための安易な動きなんじゃないかと思ったりします。
確認書も、やがては形骸化していくかもしれないし。


何か上手い方法は無いものなんでしょうかね~。

2007/03/30

末日!

今日は3月末日。一年の総括りの日!

絶対今日は忙しくなるだろうと思っていますが、思いのほか、僕の仕事はそれほど溜まっていません。
順当に行けば、いつも通りの時間に終われそう。


とか余裕ぶっていると、あとからテンパッちゃうんだろうけど、、、。


そういえば、銀行に入る前に持っていた銀行のイメージとして、「決算月はめちゃくちゃ忙しくて残業ばかりになる」というように思っていました。

でも実際はそんなことは無かったです。
むしろ今週は飲み会ばかりが予定されているため、いつもより早く仕事は切り上げているし!

一番忙しかったのはいつくらいだろう、11月とかかなぁ。
それでも残業したな~とかいう思い出はあまりありませんが。


まぁ先輩方の間では、「早帰りは遅帰り」という格言が浸透しています。

なぜかって??


まさに言葉の通りですよ(苦笑)

2007/03/29

この仕事をして良かったと思ったこと

気が向いたときに飲みに行ける! ということが、「この仕事をして良かったと思ったこと」ではありません。
むしろマイナスです。

今日(というか昨日)は、転勤される方々の送別会がありました。

うーん、送別会はついこの前やったはずなんだけどなぁ。
都合の悪いことは、支店長以下皆さん忘れやすいようです。


そんな付き合い的飲み会はたくさんあって嫌だけど、銀行員になって良かった~と思えたことが最近ありました。

銀行は職業柄、いろんな業種の人と顔を合わせる機会が多いです。

その中で僕は個人的に、某国家公務員の権力持ちの人と仲良くなり、この前も一緒にお酒を交わしました。
別にだからと言って、運転免許証の原点を見逃してくれるわけでは無いですが、非常に興味深い話ばかりで大変面白かったです。


こうしたいろんな経験を聞くことができることは、銀行員の隠された特権の一つとして認めても良いような気がします・

2007/03/28

本人確認の障害

昨日の日本経済新聞から、気になった記事を拾いたいと思います。


窓口で誰かの代わりに振込をしようとするとき、例えばホームヘルパーの方が足の不自由なおじいちゃんの代わりに銀行で振込をしてあげようとするとき、様々な書類の提示が必要になります。

窓口に来た人の本人確認資料、依頼者の本人確認資料、本人直筆の委任状、二人の関係を示す書類、etc。


いくらマネーロンダリング(資金洗浄)や反社会的組織への加担防止のためとは言え、非常に不便な体制となってきたのは間違いの無いことです。


先の例で言えば、おじいちゃんの本人確認資料の提示が難しくて、振込もままならないといいます。
パスポートはもちろん運転免許証も持っていないし、健康保険証は普段持ち歩いているから簡単には預かれないし。年配の方は例外的に年金証書でも本人確認資料として認められるそうですが、これも重要書類として法人では預かれないことになっているようです。

まぁ口座開設している銀行に行けば、その口座を持っている人の本人確認は省略できるのですが、例えば距離的な問題とか、手数料を節約したいとかの理由で、口座を持っていない銀行で振込をするの難しくなったわけです。


あとは、何かしらの理由で運転免許証を持てない人が露呈されやすくなるわけで、格差社会の現状が散見されるようになる、とも日経では警告していました。
うーん、言い過ぎなんじゃないかと初めは思ったけど、かといってポイッと放り投げられるほど単純な問題でもなさそうです。


銀行側としても、事務負担が増えるから本人確認や「本人確認の確認」なんて避けたいものだけれど、そうも言っていられないだろうし。

社会の歯車の硬さを痛感する記事でした。

2007/03/27

銀行の営業活動

期末最終週にも関わらず、昨日は7時にはもう仕事がきり上がりました。

ああ~すんごい仕事が溜まっているのに!
これで処理が遅くなると、「どうして前の日にやっておかなかったんだ!」と罵声が飛ぶんだろうなぁ。
不条理です。


さて期末になると、銀行でも成果の数字が気になりだします。

僕の場合は、外に出て営業活動が出来るわけではないですが、窓口に来たお客さんを捕まえてはセールスセールス!
カードローンを作ってくださいとか、消費者ローンを使ってくださいとか。

正直、全く気の進まない仕事ですけどね。


カードローンと消費者ローン、どちらも銀行の後ろには保証会社が付いています。
なので、銀行の判断で貸せるわけではなくて、保証会社からの承諾を得てから初めて融資が出来るわけです。

それで窓口に来たお客さんにセールスしたり、あるいは借りたいという申し出を受け付けて、審査を保証会社にお願いするわけですが。


今のところ、7連続くらいで「否決」!!

もう無理ですね。


全く自分の努力が報われない仕事です。むしろ後処理だけが大量に残されて、面倒になるだけ。
今日の仕事はその後処理に終われそうです。



まぁ、これも経験ですか!

2007/03/26

ドランク社員旅行

一昨日&昨日と、社員旅行へ行ってまいりました。


今回は北のほうへ行ったわけですが、
雪が中途半端に残っていて歩きづらいし、
紅葉や緑葉があるわけでもないし、
そもそも旅行プランに観光地がほとんど含まれているわけでもないしでして。

社員旅行ってこんなもんか?? と思っていました、途中まで。


いや、出発時に気づくべきだったのかな。


午前中にうちの支店を出たわけですが、目的地に着くまでの約4時間で、缶ビール2ケースが空になりました。
観光地においては観光どころでは無く、白鳥にえさをばら撒くわ、いたるところで雪合戦が始まるわで、もはや全員がドランク状態。


そうかそうか、社員旅行とはこういうものなのか!

ただの場所が変わった飲み会じゃあないか!


そんな中で僕も目的地までに胃の中へ2リットルくらいのビールを流し込んだわけですが、飲前のウコンの力が功を奏したようで、無事に社員旅行をこなすことができました。


さて、今週も飲み会が続きます~(汗)
頑張っていきまっしょい!

2007/03/24

ニッキンもまたあとで

先ほど、先輩宅から帰宅致しました。

今日は僕が住んでいる寮の、送別会でした。
今回の人事異動やらなにやらで、6人住んでいたうち4人が退寮することになりまして。
壮大に送別してあげた次第です。


そして明日と明後日は、支店の方々揃っての旅行。1泊2日。
個人的には休日出勤と大差ないと感じていますが(汗)。


というわけで、「ニッキンにつっこみ!」含め、2日間お休みをいただきます、すいませんです(><)

月曜日以降にきちんとニッキンには突っ込むつもりなので!


え? いらないって?
そんなこと仰らないで、、、(><)

2007/03/23

重要書類物語

基本的に銀行では(特にうちの銀行)、家に帰って仕事をすることができません。
当然ながら、顧客情報流出のリスクをなくす為です。


しかも、お客さんから預かった書類等は必ず、何かしらの帳簿に記録をつけて、役席の検印をもらわなければなりません。
ここでも銀行特有の二重チェックが発揮されるのです。

というわけで、以前お客さんのところへ行って契約書に署名してもらったときも、面倒ながら一度支店に戻って、僕のために残ってくれていた役席から検印をもらって、金庫の中に入れてきたわけでして。


じゃあ、お客さんの都合が悪くてどうしても夜遅く(8時とか9時)でないと署名が出来ないとしたら、どうするか?
家に持って帰って、次の日持ってくるという、最も単純で簡単な方法が使えません(俗に「素預り」と言って、処罰の対象になるようです)。

ならばどうなのさ?

どうなのさ?



、、、って、引っ張るほどのネタではありませんが、ようはお客さんに預かってもらって、次の日の朝なり昼なりに取りにいかなければならないようです。
うちでは預かれないから、お客さん預かってて、と。


どうも、府に落ちないと思いませんか?
自分で預かっちゃった方が確実性がとても高いと思うんだけど。時間の節約にもなるし。

銀行って、合理的に機能しているようでも、細かいところで合理的に動けない。大きな回り道をしないといけなかったりします。

なにかすごい画期的なネットワーク機能が開発されない限り、銀行(特に地方の銀行)の発展は有り得ないんじゃないかってつくづく思いました。


まぁそんなことは良いとして、今日頑張れば休みだ! 張り切っていきましょう!

2007/03/22

今日も早帰り予感

休み明けの出勤は、しばしつらいものではありますが。
またもあと二日間! と思えば気が楽になるものです。


しかも今日は早帰りの噂があります!

6時過ぎに、役席会と称される飲み会があるらしくて。
支店長代理、次長、支店長がそろって宴会場へ向かわれるのです。


基本的に残業することが極力嫌われる銀行(もしかしたらうちの銀行だけかもしれないけど)。
しかも役席がいないとなると、残業など出来るものではありません。
なにせ金庫の鍵を開けることさえできないのですからね。


先輩も今日は合コンらしいからな、、、となると、夜は僕一人か。


こんなにワクワクする平日は銀行入って以来ではないでしょうか(笑)

2007/03/21

漢数字は大切に

水曜日に休みって、なんかとても良いですね。
仕事が二日ずつ、というのが良いです。残業しても苦にならないし!


と言っても、昨日はなぜか上司方々は7時前に帰宅したようですが。
決算月なのに、さすがにそれは早すぎるだろうと、お客さんから契約書の署名をもらい、7時過ぎに帰店した僕はまたしても寂しい思いをかみ締めました。


そう、昨日はお客様の自宅へ行って署名がありまして。
本当は銀行に来てもらうのが一番なんですがね、諸事情により自宅へ行かざるを得なくなったんです。


契約書は銀行でも重要書類に当たるので、簡単に持ち出せないし、ましてや間違ってもいけない。


ので、僕はまず白地の契約書をコピーし、そこに書くべき事項を前もって埋めておいて、「このように書いてください」とお客様に見せながら書かせることにしました。

特に、金額欄は絶対に間違えない!!
訂正印が効かないからです。

ので、金額欄に僕は大きく「金○拾万円也」と書いておきました。


さて、いざ署名。住所、名前を書き、印鑑をもらい、金額に移り、、、。

ここまでは順調かと思っていた矢先。
お客様が残した金額欄の筆跡は、


「金○捨万円也」


おーーー!!!
と心の中で叫び、僕はしばし閉口。

僕が間違いを指摘すると、お客様、

「訂正印で直せないの?」
とあっけらかん。


というわけで、6時過ぎには帰る予定だった今回の署名は、契約書の白地を先輩に運んでいただくこととなって、予定よりはるかに時間がかかってしまった次第です。


たとえば、借りたお金が何かしらの理由であれ返せなくなった、とかはまぁ駄目だけど、ある意味仕方が無い。借りるときにそれなりの計画性を持って、失敗したのなら。

でもせめて、借りるときくらい、意志を強く持とうよ、と思います。
簡単にお金って借りれるもんじゃあないし、そうあるべきでは無いはずだし。


まぁ昨日の失態は忘れて、今日は羽を伸ばすことにしますっ。

2007/03/20

新入行員へ贈る言葉

昨日の我がヴィッツくんですが、やはり先輩方から非難を浴びることになりました。

「高いだろ~」

「そこのすぐ近くの店でヴィッツの新車が100万円切ってたぞ」

「ずいぶん女の子っぽい色選んだわね~」


なんか、僕のセンスまで非難されているようで、とても寂しくなりました。


さてそんな中、人事部長より支店長経由で僕宛に通達が来ました。

なにやら、新入行員の前で講話をしろ、とのこと。

確かに僕が新入行員で研修を受けたとき、2年目の先輩が自分の失敗談を話していたりしていたな、、、。
じゃあ同じように話をしようか。


仕事が遅くて、僕のせいで帰りが遅くなるんです、とか。
検印を出すのが遅くて、上司に怒られました、とか。


なんか温いな。


契約書を破りました、とか(ついこの前)。
消費者ローンの融資が出来なくなって、借入者から訴えられそうになりました、とか。
もらうべき書類をもらわなくて、何度もお客さんに窓口に来てもらうことになりました、とか。
書類に訂正印が多すぎて、保証会社に受け付けてもらえませんでした、とか。


、、、ちょっと重過ぎるか。


いずれにせよ、その講話も原稿を書いて上司と支店長の検印をもらわなければならないようでして。



面倒だなぁ(涙)。

2007/03/19

私生活管理

ワタクシ事ではございますが、先日車を購入いたしました。

17年式ヴィッツ! 価格100万円! 1000ccの2駆!


「高いだろ~」とささやく声が聞こえる気がしますが、まぁ気にしないことにします。


銀行に入行して2年目にしてやっとマイカーを手に入れられるわけですが、本当はすぐにでも買いたかったんです。僕の勤め先はやや僻地にあるし、スーパーや雑貨屋も微妙に遠いもので、マイカーが無いと普段の生活もままならないのです。

ですがね、上司が、「1年間は持つべきでは無い」と。


とだけ書くと、傲慢な上司っていうイメージが植えつけられてしまいますが、これにもきちんと理由があるわけでして。

どうやら、100万円以上の買い物をする際には、本店の承認がいるようなんです。


ということは、マイカーを買う行員のほとんどは本部に報告をしなきゃいけなくて。
私生活も管理・監視されるわけなんです。

まぁその意義は、ギャンブルをしていないかとか副収入を得ていないかとか、あるいはちょっとダークなところに絡んでいるんじゃないかとか、そんな行員が発生しないように管理したいのでしょうけど、結局は行員間のウワサの対象になるだけで。

面倒くさいものです。



あぁ、「高いだろ~」という罵倒の声が現実味を帯びてきた、、、。


さて、今週は真ん中に休みがありますね! ラッキー!
今週も頑張りましょう!

2007/03/18

人生稀にみる失敗

先日ですが、非常にとんでも無い失敗をしてしまいました。



午前9時、開店と当時にあるお客様がいらっしゃいました。どうやらお金を借りたい、とのこと。
保証会社からの借入を許可する通知は来ていたので、あとは契約書を書いて、融資をするだけでした。


というわけで、契約書を書いてもらい、印紙に割り印をしてもらい、身分証明書のコピーをいただき。
お客様には帰っていただきました。

そう、ここまでは何の問題も無かった。


しかしこの商品、うちの支店の検印(上司に一度見てもらい、お墨付きをもらうもの)を受けてから本部にFAXして、本部からの許可も得なければ融資出来ないものなんです。
(どうしてそんな手間が発生するのか? というところは置いておきます)


なので、先輩にFAX番号を確認してもらってから、本部へFAX。スイッチオン。

すると、、、



グシャっ


と書類が途中で詰まり、


契約書が見事真っ二つに破られてしまいました。


これはさすがに閉口しましたね。
僕の銀行員生活は終わったと思いました。



それでその後どうしたかと言うと、すでに職場に行っていたお客さんに何とか連絡を取り、契約書をもう一度書いていただきました。
お客さんにはひたすら平謝り。まぁなんかあまり気にしていないようだったからまだ助かりましたが。


急がば回れ、という言葉を、これほど痛感したことはありません!



破れた契約書を支店長が見て、一言僕に言いました。


「これでまた一つ勉強になったな!」



僕の支店の支店長はとても優しい方です。

2007/03/17

ニッキンにつっこみ! vol.4

土曜日のお楽しみ、「ニッこみ!」です。
4回目ということは、もうこのブログを始めて1ヶ月になるということですか。
早いですね、時の流れは(><)

まぁそれは置いておいて。


今回はニッキンの真ん中あたりにある「窓口テスト」について突っ込んでみましょう。

毎週、各都市に点在している銀行に調査員を派遣して、何かしらのセールスをしてもらい、その対応、説明責任、印象度などを測るものです。

まさに銀行版ミシュラン!
こんなことはニッキンでないと出来ませんね。

今回は「外貨定期って金利が高く設定されているけど、どうなの!?」という調査だったようで。


外貨定期か、、、少なくとも僕には手続きの仕方とか全くわかりません(笑)
とても面倒なんだろうなぁ、事務的な面では。

実際に外貨定期の質問をされてどぎまぎする銀行も多かったようで、中には99年(8年前!)のパンフレットしか無かったり、「在庫がありません」と一蹴する銀行もあったようで。
一方では本部からFAXで最新パンフレットを取り寄せて、懇切丁寧に説明する銀行もあり。


なるほど、大切なのはその商品だけではなく、その「人」なんだな、と改めて痛感致しました。
「在庫がありません」なんて言われたら、絶対その銀行には行きたくないですよね。



「窓口テスト」は、シュールで定評な4コマ漫画に加えられて、僕の毎週の楽しみの一つになってくれそうです。

きちんと全部読め! って話ですけどね(^^;)

2007/03/16

キレました。

昨日のお昼過ぎに、バイクでお客さんのところへ行ってきました。
以前から交渉していた、投資信託の購入を勧めにです。

それと同時にそこのお客さん、定期積金の集金先にもなっていまして(毎月二桁万円も預けてくれる!)、昨日がその集金日となっていました。


後者のほうをすっかりと失念していた僕、
というか、「まだお金の準備していないだろう」と高を括っていました。


行ってみると、「さっき下ろしてきたばかりなのよ~」と財布からお金の用意をするお客さん。

この際だからついてに集金しちゃおうと思ったんですが、しまった、ハンコを持ってきていない。


僕 「すいません、ハンコを忘れてきてしまいましたので、また明日に、、、」



お客さん 「何ですって!? じゃあ何しに来たの!!?」


と、お客さんはキレました、、、



ってことを書きたかったわけではなく!(実際お客さんは怒っていません)


社用カブを運転していたら、ガソリンが切れてしまって、銀行まで押して帰ったというわけでした。
冬なのに思いっきり汗をかきました。


お客さんの状況や自分の仕事の管理だけではなく、バイクの管理も大切だってことですね。

2007/03/15

会議のち会議

営業日の換算では今月も残り半分を切りました。
この係にいられるのもあと半月! あとに来るであろう後輩のためにも、あまり仕事を残していかないようにしないといけませんね。


ところで3月に入ってからですが、3日に一度のペースで「推進会議」と称される会議があります。

支店には、色々な項目の目標が設定されています。
住宅ローン、カードローン、消費者ローン、預り資産(定期預金や投資信託など)、給与振込、年金振込、etc、etc。

多すぎて覚え切れません(苦笑)


それら項目の達成度合を、専担者(=専属の担当者)が発表して、どうしたら目標に達成できるかと、ああだこうだと議論します。


うーん、
こういうところは普通の会社と変わらないですね。


僕的にはこういう会議、というか過度な目標の設定には悲観です。
もちろん、ある程度の目標を課すことは大事なんでしょうけど。

あまり目標目標と騒ぐから、銀行の不祥事件が発生してしまうんじゃあないでしょうか。
もちろんそうしたことは他の株式会社でもあるけど、お客様の大切な預金を預かるという公共性の非常に高い銀行が不祥事件を起こしたりすれば、社会的影響力はとても甚大なものになるだろうし。

その辺りは上司の力量にも影響してくるんでしょうかね、、、


おっと、愚痴になりそうになったのでこの辺で。

2007/03/14

投資信託勉強会

昨日は僕の支店にて、今度新商品として販売される投資信託の勉強会がありました。

販売会社の部長代理さんがわざわざ僻地までいらっしゃって、商品性を熱心に説明してくれました。感謝します。

と言ってもこの商品、日本やら世界やらの株やら債権やら不動産やらに分散投資するもので。始めからリスクの分散が備えられていて、「投信購入初心者の方に売りやすい商品なんです!」と投信販売初心者の僕に説明してくれました。


株と債権というように、互いに相反する値動きをするもの(相関関係で言えばマイナスのもの)に投資することで、リスク分散になることは、もう結構な方がご存知なのかとは思います。


だからこそ、僕としては特色が見えなくて、魅力としても今ひとつ。
似たような商品はすでにうちの銀行でも取り扱っていたし。


でもこれでまた一つの新しい武器を手に入れたわけで。
4月からどんどん売ることにしよう!




まぁ一番前に座っておきながら、講習の4分の1くらい眠っていたことは内緒にしておいてください。

2007/03/13

別れと出逢いの異動

北日本を襲った寒波は昨日に引き続き一向に衰える気配を見せず。
今日も朝から雪をかかなければなりません。

1月や2月ならなんとなく諦めもつくものなのですが、どうして今なんだ!! と突っ込まずにはいられません。


そんな中、うちの銀行で人事異動が発表されました。
もちろん、僕は今回の人事異動では無関係! まだ配属されて1年ですからね。
ここで異動を受けたら間違いなく僕は問題児です。

とは言え、とてもお世話になっていた先輩達がぞろぞろと転勤することになりました。

これは辛い!


別に車を持っていないから、交通手段が無くなることが辛いわけではなくて。
単純に寂しいものです。


そして異動に合わせて、僕の職場内の異動も避けられそうにありません。渉外になりそうです。
(渉外とは、普通の会社で言うと営業のようなものです)


今こそ名刺に「AFP」の文字を刻んで、それを武器に営業をするべきでしょうか!?



と言う前に、「早く単位を取れよ」という話ですね。

2007/03/11

ニッキンにつっこみ! vol.3

昨日は更新できませんでした、、、午前3時くらいまで飲んで、お酒臭いまま会社主催のFP研修(詳細は後日に)。研修後はそのまま飲み会で、、、。

スーツ姿のまま夜のネオンを徘徊していた次第でして。

携帯からでも更新できるんですかね、こちらのブログは。
あとで研究してみます。


さて、一日ずれ込んでしまった「ニッキンにつっこみ!」です。
研修があまりにも退屈だったので人目を忍んで見ていました(苦笑)。


今週のトップ記事は何だろう? と第一面から目を向けてみると。


「北陸銀行、パート・派遣に『頭取賞』。4月に15人表彰へ」


ええ! なんかさらにマニアック!
トップを飾るとは思いにくい話題!

と、最初は思いました。
でも、記事の中を読んでみて納得。

北陸銀行でもパートや派遣の比率はどんどん増えてきていて、いまや行員とほぼ同数なそうです。そんな普段の勤務は行員並みにバリバリ働くパートさん達を、パートという理由だけでぞんざいに扱って良いのか? という現場の声に耳を傾けたのが北陸銀行であります。

かなり先進的な試みなんじゃないか、と思いました。
特に規則・規定のがんじがらみになっている銀行においては。


うちの銀行でもパートさん割合は増えてきています。貴重な戦力だし、職場においてのパートさん勢力もとてもじゃないけど無視できません。



バリッバリに働いているパートさんの後ろ姿を拝みつつ、「定期預金の解約手続きをお願いします」とお願いをするのが、僕の大切な仕事の一つであったりします。

2007/03/09

不備不備フビ!

長かった今ウィークデイも今日で終り!

というわけで昨日僕は意気揚々とお酒を飲みながら、「長かったですね~」と先輩に同意を求めました。


ところが先輩は、

「今月は決算月だから、これからもっと残業が増えると思うよ」

とのこと。


ああ~そうですか、と僕はしばし沈黙。

まぁひたすら雑用をやらされるよりも、各企業の決算更新をしていた方がまだ楽しいかも、と気持ちを改めることにします(苦笑)



さて、昨日検査の方々からこの一週間の講評をいただきました。

全体的には「まぁ良くやっているんじゃないか」という評価でしたが、細かいところで不備がたくさん出たのも事実なようでして。

ここでいう「不備」とは、ハンコを押し忘れていたり、会社規定と違った取り扱いをしたりという、いわば「軽い」ミス。
大量の書類・伝票を処理する毎日とはいうものの、普段から二重チェックは行われているにも関わらずこのように不備が出てくることに、軽い驚きを感じました。
やはり銀行員と言えどもヒトなんだな~とつくづく思ったりしました。


重大な違反(コンプライアンスとか、保証協会の代弁否認に当たるようなものとか)は無かったので、一安心。
てか、あったら犯罪ですしね!



今月はまだまだ気の休まれない日が続きそうな予感です。

でもこれも経験! 頑張ることにします。

2007/03/08

検査する方々

昨日は半ば強引に早く帰ってきました! 帰宅時間8時過ぎ。

さっそく、今日の5時に発表された銀行業務検定の解答をチェック。


、、、


結果は、1勝1敗。 初めて負けた! 融資管理3級の方が、あと2点(=1問)足りませんでした。

やはり前の日に5時からお酒を飲んでいるようでは、受かるものも受からないってことですね、、、。



さて、月曜日から引き続いている内部検査。

検査する方々が来ると、どうして帰りが遅くなるのか?
火曜日の日記で普段の業務+α+βと書きましたが、具体的にどんな仕事が増えるのか?


単純に言えば、書類の運搬作業です。


業務室とは別室で検査をしている方がときどき、というか結構頻繁にやってきて、「この書類どこにあるの?」と人を捕まえては書類を持ってこさせる。書類を運ぶのは新入行員の僕なわけでして。

たまに僕がその書類を捜してきたりするけど、そのほとんどが初めて見るようなわけのわからない書類で、どこにあるかなんて皆目検討がつかない。

なので先輩行員を捕まえれば、その先輩の仕事もストップし。


非効率、悪循環。



検査の予定期間は今週の金曜日まで。

こんなにも、今週が早く終わってほしいと望んだことはありません。

2007/03/07

銀行員だってヒト。

一昨日に引き続き、昨日も帰りは10時頃でした。

サービス残業とは良く聞く言葉ですが、昨日はまさにサービス中のサービス残業!
ひたすら先輩の仕事が終わるのを待っていました。


バブルの時代には、これも残業と認められてしっかりと残業代がついていたんでしょうけど。
計上されていない残業を入れると、1ヶ月どのくらい働いているんだろう、とふと寂しくなりました。


どうも3月に入ってからというものの、仕事の気分が乗りません。
きっと細木和子的にも、バイオリズム的にも低調なときなんでしょう。
昨日から偏頭痛もし始めました。


「もっと仕事をしたい!」というモチベーションが上がらない!

これはまずい!
なんとか打開策を見つけないと。


気分を変えようとして窓を開けてみると、一面の真っ白な雪が。



、、、ああ、雪かきか。



普段は愛想の良い銀行員だって、みんな人間なんです。

2007/03/06

リスクを減らせ!

昨日は銀行員生活始まって以来の残業でした。
帰宅時間は10時30分。

残業時間中はなかなか張り切って仕事をしていたのですが、朝起きてみるとツラいですね(><)
身体の中にどんよりと重いものが溜まっている感じです。


どうして遅くなったのかと言うと、内部検査がうちの支店に来ているためです。


銀行の仕事に対してのチェック機能は本当に何重にも備わっています。
一つの取引に対しての二重チェックのほか、月に1度の店内での検査、年に1度~2度の内部検査、そして数年に一度の金融庁検査。

後者に行くほど、厳しい待遇を受けるようでして。
先輩の話だと、金融庁検査のときは、帰ろうとしたらすでに太陽が昇り始めていたとか。

恐ろしい、、、。


まぁ内部検査はそれほどでは無いにしても、やはり通常業務+α+βになることは必至でして。
テンションの低い僕にとっては、結果的に過酷な月曜日となりました。




残業って張り切るものでは無いですね。

2007/03/05

さて、テンションは

ああ、、、駄目っぽいです。もしかしたら2科目とも落ちたかも。
某掲示板の解答を合わせてみた結果で。

正直、今回は今まで以上に勉強時間を費やしただけあって、ショック。
人生とはうまく行かないように出来ているんですかね。


まぁ気を取り直して! もしかしたら思わぬところが合ってるかもしれないし!


僕の受験した会場では、約300人くらいが午前と午後に別れて今回のテストを受けられたかと思います。
会場はもう一個用意されていて、全部で500人くらいかと。

他にも僕の県には受験会場を用意した市があるから、全部でどのくらいになるんでしょう。軽く1000人は超えているんでしょうね。


なぜみんなが必死になって受験するのか? 自分で受験料や参考書代(どちらも微妙に高い!)を払ってまで。単純な知識の吸収を求めているとはあまり思えない。


別の理由があるようです。


同じく某掲示板で拝見しましたが、どうやらどこの銀行にも「単位」とか「点数」があるらしく、それが有るか無いかで昇進に影響してくるとか、どうとかで。


なるほど、となると金融機関内での転職は比較的なりやすいということなんですかね!?


僕には少し次元を超えたお話でした。

2007/03/04

銀行業務検定の日

さて、4ヶ月に一度の試験の日です!

今回でこの試験は3回目。毎回2科目受けているので、今回が取れれば6科目の単位取得です。


、、、

正直、いくら単位を取ったところで第3者に対抗できる強さを得られるとは思っていませんが、余りある日曜日を刺激的に過ごすためには悪くないかな、と前向きに考えることにしています。


まぁいずれにせよ、今回も受かれるように頑張ります!



月曜日の日記のテンションで、言わずもがな、手ごたえがあったかどうかおわかりになると思います。

2007/03/03

ニッキンにつっこみ! vol.2

毎週土曜日のお楽しみ、「ニッキンにつっこみ!」です。

今週からまた4コマ漫画の作者が変わりました。プロフィールを見てみると、同じ金融機関に勤められている方。
そうか、今までの作者も仕事の合間を縫って書いていたんだ! と、少し感動しました。
あと、今回の方の4コマはなかなか面白い! 金融機関らしいシュールさが伝わってきて、思わず微笑んでしまいました。


さて、このニッキンにも社会面があって、そこには今週に発生した事件なども書かれているのですが、まぁ当然ながらそれらの事件はすべて金融機関関係。

どこそこで強盗事件が発生しました、犯人はいまだ逃走中。
パソコンから個人情報が流出しました、原因は解明中。
どこそこの次長がお客さんの預金を横領しました、現在動機等を追求中。



って、結構重い事件ばかりじゃん!


先週も強盗事件について書いてあったし、強盗って頻繁に起こっているものなのか、と本気で心配になります。

そういえば僕の親戚が勤めている信金でも強盗事件があったしなぁ。
犯人は20分くらいで捕まってしまったらしいけど。

コンプラを守ることも大切だけど、犯罪リスクや情報流出リスクなど、自己防衛もしっかり行わなきゃいけないってことですね。
銀行はお客様からの信用を得て仕事ができるわけですし。


ところで、中央部分にあった特集「郵便局の投信販売の現場調査」は、今から投信販売デビューを志している僕にとってとても興味深いものでした。特に原様の講評は、セールスにおいて大切な要点がまとめられていて、さすがは第一線でご活躍中のFP、と感心した次第です。


さ、明日は試験だ試験です!

2007/03/02

ぎりぎりコンプライアンス

昨日の日記通り、午後に会社を抜け出して投資信託を購入しているお客様のところへ行ってきました!


と言っても、「今すぐに売ってください!」と懇願するわけではなくて、上場が廃止される前までに売りませんかと提案する程度。
そのお客さんは日興のニュースについて前々から知っていて、何度か「このままで大丈夫なの?」とむしろ心配していたので、すぐに話を理解してくれました。

それで、色々と話をするうちに、「じゃあ売りたいと思ったときに来て! あと次に何買えば良いのかも選んでおいて!」と言われました。

身に余る光栄、、、
って思ってる場合じゃなくて!

資産運用のプロでもないし、信託銀行出身でも無い僕がそのように一任されて良いわけも無く。
完全にコンプライアンス(=法令順守)違反です。


このコンプラってなかなか厄介。
例えば今回のように、こちらが善意でその委任を受け付けたとしても、結果が良かろうが悪かろうが(たとえお客さんがその結果について不満を漏らさなくても)違反です。

コンプラを守るためには、時にお客様の信頼を断らねばならない、というわけで。

うーん、でも大事なんでしょうね、コンプラを守ることは。
あとでイチャモンつけられてもしょうがないし。


というわけで、丁重に言葉を濁しておきました。

断りきれないところが、僕の悪いところでもあります。

2007/03/01

日興と中国

急遽、日興コーディアル証券の上場廃止について書きたいと思います。

そう、上場廃止が決定されましたね!
これは日興アセットマネジメントの投資信託商品を扱っている僕の銀行にとってはなかなかの問題です。


まぁ、同じ日興とはいえ別会社だし、アセットマネジメントも自らが運用しているわけじゃなくて、運用を委託する配分を決めているだけですから、直接的に影響は無い、とおっしゃる先輩行員もいました。
確かにそう言われればそうなんですが。


僕の考えとしては、、、

正直、よくわからない(汗)


投資信託は投資する資産を分散させることで安定的な運用ができる! という名目のもとに販売されていますが、それをどのように評価するかはお客さんだし、購入するのもお客様。
となると、親会社の上場廃止はお客さんにとっては十分なマイナス材料だし、信用の不安から売りに走ってもおかしくないんじゃないか、とも思ったり。

僕のお客様でその商品を買っている方がいるんですが、売らせるかどうか、非常に迷っています。
どうしようかなぁ。


あと、日興の陰に隠れていますが、上海発の世界的株価急落にも注目しなければならないことでしょう。
どこだかの国では、同時多発テロ以上の下げ幅を記録したとか。

世界に影響を与えられるほどの力を中国は持ち始めたんだなぁ、、、
と暢気に評価している場合じゃなくて。


その日興の商品って、世界の株式を中心にリスク分散しているんですよね。
だから、世界的な株価下落に遭うと、どうしようも無い。


どうしようかなぁホント。
もう少し様子を見るか、、、一時的な株価の反発もあるし。


自分で買っているんだったらあまり興味は持てないんですけどね(笑)
自分のではないからこそ、どうにかしなきゃ! と思えるのかも。