2007/04/29

ニッキンにつっこみ! vol.9

週末のおかずに一品、「ニッこみ!」です。


ちょっと、また4コマから拝借させていただくのですが、、、。

「グーグルアース」とは皆様ご存知でしょうか?
普通の地図と、航空写真を使った地図と二種類あるんですが、その航空写真が凄いんです!

自分の実家のところをクリックして見ますと、「あ、これかも」と微妙に見えたりします。
(自分の実家が大きいことを自慢したいわけではなく、ただの一軒屋です)


まぁオチにつながってしまうんですが、その4コマでは、その「グーグルアース」を使って担保評価をしようとしているようでして。

満更、笑ってもいられないなと思いました。


目的の担保を取る時、現地まで行って本当に担保として価値があるかどうか、この目で確かめる必要はあるんですが、この4コマのようなことがまかり通ってしまえば、海を隔てた物件も担保として融資が出来るわけです。

そんな技術がまかり通ってしまったら、地方銀行なんて必要ありませんね。


さぁさぁ、色々考えて生活していかなければなりませんね!


明日も休日! 嬉しい!
小旅行に出るため、お休みさせていただきます、、、(^^)

2007/04/28

今月も終り

何気に昨日が今月の末日だったんですよね!

窓口の方は、それはもうてんやわんやでして。
駐車場は20台分くらいありますが一瞬で満杯になりました。
ロビーの椅子もあっという間に(それこそ「あっ」と言っている間に)埋まりました。

普段の倍は入った気がします。

そんな中、我が支店の新入行員のツン君は体調不良を訴えて途中で帰り。
もう一人もインフルエンザにかかってしまったらしくてお休みになり。

忙しいときにこそ、良くないことは起こってしまうものなんですね。


かという僕は、まだこれといった担当先がないため、特に普段と変わらない一日を過ごしてしまいました。


ああ、目標項目、一つもやらず!
これはさすがにまずいよなぁ、、、。


来月から、先輩に頼んで担当を分けてもらおうと考えておりますです。
とりあえず、ゴールデンウィークを満喫するぞ!


あ、「ニッこみ!」は明日にでも、、、。

2007/04/27

久しぶりに督促

久しぶりに遠方へ督促に行ってまいりました。

督促とは、ローンの返済が滞っている人に対して、「お金を入れてください」と丁重にお願いを申し上げることです。
「丁重に」が非常に重要なポイントです。


遠方のところへは、車で約30分くらいかかるだろうと推測。
コピーした住宅地図を片手に、いざ出発!

地図を見る限り、まぁ一本道なので、ひたすらまっすぐ行けばいいんでしょうと、タカをくくっていました。


ところが。
やはり片田舎。


フォークの先のように、同じ方向へ3つの道に分かれていたり。
中央線が無かったり。
中央線がある道に来た! と思ったら、思わぬ方向へ曲がっていたり。

住宅地図とは言えども、そんな片田舎の詳細部分や、高低さを表すには限界があるようでして。

目的地へたどり着くのに約1時間かかってしまいました(涙)


銀行員のスキルとして、「地図を読める」ことも必要なんだな! と痛感した次第です。


え? それは社会人として最低限のスキルなんじゃないかって?


まぁ、そうですね(涙)

2007/04/26

業種別審査事典

銀行の片隅の棚の一列を占めている、その「業種別審査事典」。
まぁ銀行系以外の人たちには全く興味のない事典です。

確か全巻で10冊くらいになり、業種も細かく分かれていて1,000以上はあるかと思います。
ガソリンスタンドを取ってみても、一般的に従業員のいる「ガソリンスタンド」や「セルフ型ガソリンスタンド」や「他業種付きガソリンスタンド」というように、緻密に細分化されているのです。


今ネット書店で見てみると、1冊14,000円もするんですね。
高ぃ~(汗)
この出版社もさぞかし、ニッチな市場を占めて喜んでいることでしょう。


さて、なんでこんな話になったかというと。
先日、粉飾決算についてコメントしたことがあるかと思いますが。
それら業種の項目欄に、「粉飾決算の見分け方」というところがあるんです。


事典にそんな項目があるんだから、中小企業規模の店だと、粉飾決算をすることはそれほど珍しくないってことなのかぁ、と感じた次第です。


さっそく、今決算書更新をしている会社の業種について、「粉飾決算の見分け方」のところをコピーした次第でもありました。

2007/04/25

決算書に囲まれて

昨日は決算書ファイルに埋もれた一日でした。

そう、昨日までに保証協会まで出さねばならぬ書類たちがあったにも関わらず、
8時までやったにも関わらず、
提出できませんでした。


まずいな、会社の首がかかっているのに。
まぁ事前の段階ではオーケーだったので、多分大丈夫なんでしょうけども。


新しい仕事に手を付けるとき、一番つらい事が「何をして良いのかわからない」こと。

近くの先輩に気軽に聞けるような環境だったら良いんですけど、先輩は先輩で自分の仕事に追われていて話しかけられる状況じゃあないし、上司は上司でなにかしらに怒っているし。

かといって自己流で手をかけたら、「なんだこれは」と後でしかられてしまう。


どうも、その辺の歯車がかみ合わない。
だから早く仕事を覚えて、先輩や上司に関わらないようになろうと思いました。



、、、って、なんだこれは。

ただのありきたりな日記になってしまいました。

2007/04/24

マニュアルなんて!

先日、夜間訪問して署名してきたお客様ですが、無事に融資を行うことができました。
内部的なミスというか、白紙部分を埋めるのみで、役席の検印はオーケー。
やはり、融資を行うときには、何かしらの達成感が残ってしまいます。
気持ちの良いもんです。


が、しかし、

後処理はまだまだたくさん残っているわけですし、一難去ったあとにはまた一難来るものなんです。


融資が終えたことをお客様に告げ、あとでそのお金を払った分の領収書を持ってきてもらうように交渉。
金額はもちろん、融資した金額以上で。
そうじゃないと、余った金額はいったい何に使ったんだい? ということになりますからね、銀行的に。


それで聞いてみるとどうやら、うーん、余ってしまうようでして。
見積書もあるし、どうして余ってしまうのかメカニズムが良くわかりませんですが、とにかく余る、と。


、、、はぁ。

お客様とその業者との交渉は、もうしばしかかる様子。
融資してからも、延滞が発生しないように管理しなきゃいけないしね。



分厚い各種マニュアル本はたくさん用意されている銀行ですが、
マニュアル以上に変則的事象が発生するのもまた銀行なんです。

その変則をいかに無難かつ適切に乗り越えるられるかが、銀行員としての能力が測られるのだと思いました。

2007/04/23

月例業務はツン君へ

今週も始まりました、ウィークデイ。
しかも月末のある週です。
しんどいんでしょうな、、、ああ(涙)


月初や月末などに、定例の業務(融資の回収や、本部への報告など)を色々と持っていた僕でしたが、今週中に全部ツン君へ引き継がせることにします。
そうでもしないと、引き継がされる業務に押しつぶされてしまいそうなんですもん。


ただおっ付けるだけじゃなくて、きちんと業務内容を理解してもらった上での引継ぎを心がけますです。
初心を思い出しながら。


おっと! 今朝は寝坊したせいで、もうこんな時間に!

社会へ出勤してきます。


では今週も頑張りまーっしょぅ!

2007/04/22

連夜、署名。

金曜日の夜ですが、役席とともにうちの大口なお客様のところへ伺い、契約書の署名に立ち会ってきました。
色々な諸事情が重なったために、二口の署名を一度にもらうことに。


八時過ぎに伺ったにも関わらず、お客様はドリップコーヒーを煎れてくれるなど、我々サラリーマンにたいそうなおもてなしをしていただきました。


、、、世の中って、本当に広いんですね。
先日伺ったところでは、お茶どころか家族の人がなにやら暴れていて、署名もままならなかったのに。


今週に融資の予定ですが、ああ、きっとどこかしらに「不備」が見つかって、訂正印やら署名のもらい直しやらしなきゃいけないんだろうな。


おっと!
まだ日曜日は始まったばかりなのに、テンションを低くしちゃあしょうがない!
上げ上げで過ごします!

さて、図書館で勉強してこようかなっ。

2007/04/21

ニッキンにつっこみ! vol.8

どうも実家のパソコンでは、ブログの更新が出来ないようです。
同じインターネットのエクスプローラーなのに!どうなっているんだろ。

というわけで、寮に戻って更新させていただいております。
遅ればせながらの「ニッこみ!」です。


裏表紙を見ると、シュールな4コマや、なんともありがちな連載小説が載っているんですが、中にはとある銀行のある支店にスポットを当てて特集を組んでいる記事もあります。

初の女性支店長ですとか、貸出金が○○パーセント上がりました、とか。


てなことを、なんとなくサラッと読んでしまいそうになるくらい、色々と書かれているんですが。

銀行員という立場から見ると、どれも凄いことなんです。とんでもなく。


今回の記事に載っていた支店では、2年間で約9億円の個人ローンを融資したとかで。
しかも、10数人の少人数の支店で。

ちょっとこの額、うちの支店じゃあ無理かな、、、
と、2年目の新米行員でもわかってしまうんです。


そう、ちょっと田舎の銀行だからって、甘えていちゃいかん!

いち銀行員のいち渉外として、今期は奮闘しよう! と心に誓ってみた浅里でした。


来期からは、、、まぁ置いておきましょう(笑)

2007/04/20

押し込め!

昨日、先輩行員とある企業(うちの支店の取引先の中では超優良)に帯同訪問させていただきました。

相手は経理部長。
最近知ったことですが、銀行を相手に出てくるのは大概が経理系統の人です。
(銀行員からすれば、ごく常識的なことのようですけどね汗)

約30分滞在したけど、仕事の話は5分、残りのプライベートな話は25分でした。


なんだこりゃ、と拍子抜け、、、


なんてするわけが無く!
あの腹の探りあいは、見えない力のぶつかり合いをヒシヒシと感じました。


経理だってもちろん人ですから、性格は10人10色。相性の合う合わないだってあるわけでして。
これらにどうやって対処していくかが、銀行員としてというか、交渉人として腕の見せ所なんでしょう。

ようはプライベートなときに、いかに相手の懐にもぐりこんで、必要かつ有益な情報を聞きだせるか、、、。


うーん、スキームは面白いけど。
僕には向いているのかな、、、まぁやってみないとわからないか。
渉外としての生活は、まだ始まったばかりなのです。



、、、なんて余裕こいていると、あとからツケが回ってくるんですよね、、、汗

2007/04/19

組織です。

昨日は集金業務を少々して、あとは銀行にてひたすら稟議書を打っていました。

ただ稟議書を打つだけでは何がなんだか良くわからないので、補足説明ということで「補記」を付けるわけですが。


この補記に、やられました。

とりあえず出来た補記を上司に見せると、「駄目」と一蹴され、上司からのアドバイスの元に再編集(このときですでに夕方)。

さらに出来た補記を役席に見せると、「駄目!」と返され、そこでまた2、3回の再編集(このとき預金の皆さんは帰っていました)。

そして支店長に見せると、「駄目!!」と投げられ、そこで終了。
しかも支店長からは、決算書の更新をしろと言われました。


どうしてこんな面倒なことになるのか?

それは、上司、役席、支店長の言っていることがみんな違うんです。
AだったものをBにしろと言われ、Bにすると別の人がAにしろと言ってくる、ような感じです(むしろ意味不明かも汗)。


そうか、これが組織なんだな、と肌身を持って感じました。
20人くらいの組織でこれなんだから、数千人数万人の会社なら、これは太刀打ちなど出来ない。

さて、どうしましょうかね。



まずは残り二日間頑張ってきます!
頑張りましょう!

2007/04/18

見つめなおす

昨日一日かけて、「再評価」という作業をしておりました。

「再評価」とは何か? 何を再評価するのか?
もちろん、自分のこれまでの人生を再評価するわけではありません!

不動産の再評価です。


一見簡単そうなんですが、なかなかそうもいかないのがこの作業です。

固定資産税を元に評価したり、あるいは路線価や再調達価格にてはじきだしちゃえば簡単なんですが。
ようは実際の取引にていくらで売買されるのかと、実地面を考慮した上で銀行独自の評価額を出さなければならないのです。

うー面倒面倒!


実際に現地に赴いて、土地や建物の写真を撮ってこなければならなかったり。
その土地、建物の謄本(登記事項証明書)や公図や地積測量図を取ってこなければならなかったり。
良くわからない計算をしたり。
などなどなど。


結局、一日かけて半分くらいしか終わらなかったです。
最後には先輩に、「浅里くん、その作業は置いといて、別のをやってくれないか。急いでるんだ」と言われる始末でした。


素直に引き下がって、今日は別の作業をすることにします、、、(涙)

2007/04/17

粉飾の嵐

こんなことをこの場で書いて良いのかどうか、イマイチ判断が付かないのですが、、、。


取引先から決算書をもらいまして、銀行でデータとして打ち込むという作業があります。
そうすることで過去の貸出金の推移とか、売上の推移とか、総資本経常利益率とか、様々なデータや計算をはじき出して、より濃密な分析をするわけです。


まぁそこまでは良いです。
むしろ都市銀行のシステムになると、もっと効率的でもっと濃いシステムが構築されているだろうと容易に想像できます。


先輩がデータを入力しているときに、

「なんだ~これも粉飾か~」

と、ポロッとこぼしました。


え? 粉飾?
そんな簡単に粉飾決算なんて見つけられるものなの? てか、粉飾決算なんてあるの??
税理士だって絡んでいるのに。

個人事業主の場合は、税の申告も個人で行うわけですから、知識不足からか意図してなのかわからないけど、決算書は案外適当だったりするようです。
もちろん、あんまり適当過ぎると税務署から駄目だしをいただくようですが。


地方とは言え、会社は会社。決算書くらい正当に作ろうよ。
と思った僕は、まだまだ銀行員として甘ちゃんのようです。



人間不信にはなりたくないものですが。

2007/04/16

係替え

係替えによる新たな業務が今月の頭から始まっています。
新入行員の実務指導をしている僕を除いて、なんですが。

しかしそれも今週から徐々にシフトしていき(というか、無理にでもシフトさせていくつもりですが)、僕も新たな係として活動していかなければなりません。


僕の新たな係は、渉外。
会社で言えば、営業です。


銀行の営業で何が一番の強みか? と言えば、飛び込み営業がしやすいということ、でしょうか。

「こんにちは~○○銀行です」
と言えば、門前払いをするような会社や個人はほとんどいないと思われます。
都市銀行や地方銀行問わずに。


さて、そんな比較的優越的立場な銀行の営業で、何をしようかしら。

ケーキ屋の集金で、チーズケーキをご馳走になったり。
新聞屋の集金で、夕刊をいち早くチェックしたり。
肉屋の集金で、豚ばら肉を安く買ったり。
八百屋の集金で、、、



まぁそんなことを挙げ連ねているようならば、与えられた目標を一つも達成できないことは間違いありません。


てか、全部「集金」っていうのは、いったい、、、(汗)

2007/04/15

ニッキンにつっこみ! vol.7

昨日、実家のパソコンにて更新していたと思いきや、更新されていませんでした(涙)
二重チェックは銀行員としての基本なのに、、、!

というわけで、日曜日にずれ込みました、「ニッこみ!」です。


トップ記事が、『繁忙日も大半が“数分”』という、いかにもニッキンらしいな~と思いつつ下に目を移してみると。

「06年度金融ホームドクター修了テスト」というものがありました。

どうやら、「金融ホームドクター養成講座」なるものが開かれていたらしくて、その修了テストが近々行われるようです。

合格点は70点。
発行手数料は5,000円。


うーん。

近年、資格ブームなるものがきて、「ご当地検定試験」など話題を呼ぶ資格がたくさん登場してきましたが。
その流れに乗って作ってしまいました、と感じてしまう僕はひねくれ者でしょうか(汗)


資格というものは取ることが目的となるのではなくて、取ってそれをお客様に還元して初めて生かされるもの。
また、資格を取ることで業務の幅に厚みを持たせたり、あるいはその資格が無ければ出来ない仕事をすることで、その「資格」の意味が生かされるのではないか、と思います。


うーん、何が言いたいのかというと、、、いや、この辺りで止めておきましょう(汗)


APの資格を全く生かしていない僕が言えることではない、とここまで書いて気が付きました(涙)


くそぅ、
今週も頑張るぞ~~!!

2007/04/13

おっ付けられる

ツン君との一緒の仕事で、自分の仕事が全くストップしてしまっている最近ですが。

それでも先輩行員方にとってそんなことは関係無いようでして。

「浅里君、あれやっといて、これやっといて」
と、残務整理や新規案件(だけど後ろ向きなもの)をおっ付けられております。


うーん、厳しい!
精神状態的には、今がピークなんじゃないかと思われるくらい、下降しています。

特に銀行は残務整理的な仕事がたくさんありますからね、、、
手間ばかりかかって、本当に必要なのかどうかわからない仕事です。

そんな単純作業は誰でも出来るから、上の人が下の人におっ付けるわけでして。


でも、いちいち腹を立てていてもしょうがない。
自分の残務整理も出来ない人だから出世街道から外れているのも、仕事ぶりを見てよくわかること。
無感傷と無干渉で行くしかないんです。


おー、
愚痴っぽくなってしまいましてスイマセン!


毎朝、新たに気持ちを切り替えて頑張っていこうと思う浅里でした。

お、今日は金曜日か。良し良し。

2007/04/12

銀行員的髪型論

新入行員とのコラボレーション業務が昨日から始まっています。

引継ぎをしなければならない仕事はたくさんあります。
朝の掃除の仕方やら、毎日の記録簿の付け方やら、印紙の締め方やら、etcetc。
本当は僕は指導係じゃあ無いんですけどね(苦笑)


さて昨日、数人の上司から、

「浅里君、新人の髪型、少しツンツンし過ぎていると思わないか?」

と言われました。


そうだろうかと思って新人の髪型を見てみると、うーん、確かに今風な(死語?)髪型をしているんだろうけど、僕的には大して気になりませんでした。


「浅里君世代は、あれが普通なのか?」

と、結局僕まで一緒くたにされたのはまぁ置いといて。


まぁ銀行員として、というか社会人として髪型はある程度のところで抑えるべきなんでしょうけどね。
かといってバリッとポマードを付けて7・3分けしている若い銀行員も、それはそれでどうかと思いますが。

どうもその、若世代と中高年世代との認識の格差が、銀行では特に激しいような気がしました。
きっと、髪型以外にも色々出てくるんでしょうね。
面倒臭いなぁ。



その新人ですが、いつまでも「新人」だと愛嬌が無いので、「ツン君」と命名しておきます。

「ツン君」の活躍にこうご期待!


、、、って、これはライトノベルじゃないよって話ですけど(笑)

2007/04/11

全体会議

昨日の試験は午後3時過ぎには終わりまして(受かっていますように!)、次の電車には乗り遅れたことにして、4時過ぎの電車で帰店。

いつものパターンであれば、「もう夕方だしすることも無いだろうから、寮に帰っていいぞ」と心優しい上司が仰ってくれるのですが、その上司もすでに転勤され、さらに「全体会議」と称される、今期の目標が発表される会議がありまして。
「わかったから早く帰ってこい」という空気が電話越しにビンビン伝わっていました。


さて、全体会議にて今期の目標や専担者が発表されます。

「専担者」というのは、住宅ローンや投資信託などの目標数値を管理する人のことです。専担者が各人の目標を設定して、その目標を達成させるように管理します。


僕も今回は「専担者」になりました。
消費者ローンとカードローンです。


、、、

最も後ろ向きな専担者です。


消費者ローンも積極的に売り込める商品なんてマイカーローンくらいしかないし、それも向こうの必要に迫られた需要があって成立するもの。会社に融資するとは性質が違います。
カードローンなんて、目標の設定自体に意味が無いと思っています。



銀行行員生活2年目、何か波乱が起こりそうな気がしてなりません。

2007/04/10

また試験と飲み会

今日はプチ出張です。
電車で県庁所在地まで行き、生命保険募集人試験を受けてきます。

これで銀行から強制的に受験される試験は4回目。

でもまだまだ受けなければいけない試験が残されているんですよね。


面倒くさいな~(汗)



なんて、余裕こいている暇は無かった!
昨日新入行員のプチ歓迎会をしていたため、全く勉強していなかった!

電車の中で勉強することにします。



帰ってからはホントの歓迎会が支店にて予定されています。


ああ、面倒くさいな~(汗)

2007/04/09

住宅ローンの内入れ&完済

約半年前の話になりますが、融資窓口にて「住宅ローンの一部を繰上げ返済したい」というお客様が立て続けにいらっしゃったことがありました。

どうやらその週にゴールデンの時間帯にて、著名なFPの方が出演して、「繰り上げ返済することでこんなメリットがあるんですよ」と述べられたのが原因なようでした。


確かに住宅ローンの繰上げ返済をすることで、その分の将来に渡る利息が節約されるので、「余裕資金」がある場合には非常に有効な手段になると言えるでしょう。

しかし、気をつけなければならない点もしばしばあると思われます。


まずは、繰上げ返済後の手元余裕資金がどのくらい残るか。いくら繰上げ返済が節約になるとは言え、手元に全く残らなくなるのは非常にリスクの高いことです。
交通事故や災害などによる急な出費に耐えられるくらいのお金は残しておきたいもの。

二つ目に、住宅ローンの繰上げ返済には手数料が発生します。この手数料は銀行によってまちまちです(手数料がかからない銀行もあるようです)が、このある意味余分な手数料を払った上でもメリットがあるかどうか、検討しなければなりません。

あと三つ目、これは僕が銀行に入ってから感じたことですが、時間的な制限が出来てしまうことです。
僕の銀行では、繰上げ返済をする場合、変更契約書を取り交わす必要が出てきます。連帯保証人や連帯債務者、担保提供者がいる場合には彼ら全員の署名も必要になります。
あとは全員の印鑑証明書も必要かな。

なかなか、これが厄介!

銀行側にとっては利息収入が減ってしまう住宅ローン内入れの処理に、わざわざ自宅まで伺うなんてサービスもそうそうしないだろうし。
担保提供者が東京に住んでいたら、こちらの僻地まで連れてこなければならないし。

こうした事態を前もって理解された上で、住宅ローンを組まれることをお勧めしたいと思います。



なんか久しぶりに、FPらしい文章を書けた気がします(笑)

2007/04/08

初めての○○○

更新が遅れました! 浅里です。

今日は銀行の方たちと(プライベートで)ゴルフに行ってきました。

僕のゴルフ経験は、ゴルフ練習場で少し打ったことのあるくらいと、「みんなのゴルフ」をマスターしたくらい。つまりほぼ無いに等しいんです(汗)
が、この前の飲み会の際にゴルフに行こうと話が上がって、今日に至ったわけです。


まぁスコアなどゴルフの結果については触れないとして。


よく、「今日は取引先とのゴルフだから」と言い残して颯爽と出かける父親像をテレビで見かけますが(もう古い!?)、銀行でもそういう状況はあるようです。
月に一回くらいのペースで、「○○社主宰の○○コンペ」が開かれています。

これに出勤手当てが付くのであれば、喜んで参加するし勇んでゴルフの練習場に向かえるのですが。
当然にそんなわけは無く。


あまりゴルフに興味を持てない銀行員には、土日のどちらかが潰れてしまうのはなかなかツライです。

でも、ゴルフが出来ないと出世できない、なんて言う噂も聞いたような、聞いていないような、、、。


聞いていないことにします(笑)

2007/04/07

ニッキンにつっこみ! vol.6

土曜日の花言葉、「ニッこみ!」です。

どうやらニッキン、4月の決算日更新に合わせてリニューアルをした様子です。
執筆陣がガラリと変わったみたいです。
まぁ新聞の読み手側としてはどう変わったのかよくわからないけど(笑)


後ろの見開きでも、新連載「輝け!フレッシャーズ」というなんとも興味深い企画が始まりました。
10回に渡って連載するそうです。

でもニッキンは週刊だから、終わるのは6月の終りか。


今回は「今だから言える先輩の失敗談」というもの。
住宅ローンの融資が決まってもいないのにお客さんが勝手に家を壊し始めたり、先輩行員と喧嘩になりそうになったり、、、。

あ~、似たようなことあるある!

僕も昨日あったな、、、つい口が滑って「まだ仕事があるんですか?」と言ったら、「じゃあもういいから帰れ!」と半ば強引に帰されました。
非常に出すぎた言動でした。以後気をつけます。



まぁ。

人に語れるくらいの失敗ならかわいいものなのだと思います。

2007/04/06

無題でした。

今日はわけあって、実家に帰ってきております。

そのわけとは、僕が新入行員の前で、「先輩行員の失敗談」として講話をするためです。
少し前にこのネタは書いたかな。


確かうちの銀行の新入行員研修は10営業日くらいの日程で、今日がその10営業日目。
新入行員達はさぞかしお疲れのことでしょう。

そんな最終日に「先輩行員の失敗談」を持ってくるなんて、、、やりずらいなぁ。講話中に寝る人もいるだろうなぁ。気にしないことにします。


しかし実家に帰るにあたって、発表する原稿をしっかりと寮に忘れてきた僕。


、、、

ぶっつけ本番で頑張ります!

2007/04/05

給与体系?

普段より約20分遅い更新です。
今朝になったらパソコンの調子がおかしくなったためですので、寝坊したわけではありません。
そろそろVISTAに買い替え時でしょうか、、、でも車買ったばかりだしなぁ、、、。

借金とは適度に付き合いたいものです。


さて、昨日は良くわからないうちに9時まで仕事をしていたわけですが、残業代とかどうなっているんだろう? と2年目にしてやっと疑問を持ち始めました。

総じて、銀行の給与体系はいかんや!?



といっても、僕は僕の銀行の給与体系しか知ることができないので、大したことが書けないわけですが。


うちの銀行にはタイムカードがありません。よって、勤務時間を決めてくれるのは上司のサジ加減で決まってしまうようです。

よって、過去に提示された勤務時間を見てみると、、、

まぁ正直に言って、総残業時間の3分の1くらいでしょうか。
僕的には、残業手当を付けてくれること自体ありがたいことなので、不満とか全くありませんけどね。


じゃあ給与の昇給の仕方は? 定年後の仕事の斡旋は??(銀行の定年はだいたい55歳なんです)



その辺りは、次回以降に、、、
って、僕も良くわかっていないんですけどね(苦笑)

2007/04/04

綴り込む。

僕の当たらない予想が珍しく当たり、昨日は来店者数も平常時くらいに収まりました。
なんか預金のことなのに融資の窓口に来た人が何人かいましたけど。

それでも、先月と比べてだいぶ落ち着いた雰囲気が支店全体に漂っておりまして。
仕事も急いでやらなきゃないものがたくさんあるわけでもなく、手持ち無沙汰。

今日は早く帰れるかな~♪


なんて余裕をこいていたら、パートさんは、

「書類の新しい綴り作っといて~♪」


と仰いながら帰っていきました。


書類の綴り?
ああ、そういうことか。


書類の種類が非常に多くあることは前にも述べたかと思いますが、それらの一つ一つを厚紙で綴って、名前をサインペンで書いてあげないといけません。

また、それらの書類には「保存期限」というのが定められていまして。
保全期限が終了するまで支店の金庫の適切な位置で保存しなければなりません。


、、、

結局帰れることになったのはいつもより遅い時間になりました。
しかも4分の1も終わっていない!


も~伝票も書類も全部、サーバーのデータベースの中に放り込んじゃえばいいのに。
セキュリティも万全にして。
その方がずっと地球環境に良いし!


って言えば、ただの面倒臭がりのボヤキですね。

2007/04/03

忘れていたこと

うちの銀行に入ってまる一年が経ちました。
ってもうそれはくどいんですが(笑)

一年前に記憶をさかのぼって、入りたての頃は何をしていたっけかな~としばし空想に入っていました。
お昼休み中とか。


、、、って、あまり思い出せない(汗)
書類の綴りこみとか、機械端末の操作とか、特に用も無いのにパソコンとか見ていた気がします。


そうそう、意外と四月って暇なんだな~って思ったのでした!

そして昨日から四月の営業日。
「今日からゆとりが持てるんだ」と完全に高を括っていました。


しかし、9時開店と同時に流れ込む人、人、人。とぎれを知らない人、人、ヒト。

なぜだ!?


って思っていたら、先月は月末が休みだったんですよね。忘れていました。なので、昨日が事実の決算日としてずれ込んでいたようでした。


昨日の窓口への来店者数は260人。
だいたい普段の来店者数は100人。

何気に、僕が銀行に入った中で一番来店者数が多い日となったようでした。


そんな忙しい隠れ決算日だったわけですが、それも過ぎたことだし、今日からは大丈夫だろう! ゆっくり仕事が出来るはず!



という頭のゆとりは、いつも持っていたいものです。

2007/04/02

事後、管理します。

銀行の融資では、非常に多種多様な案件をかかえております。


新たに取引を開始するところを訪れて、銀行取引約定書を交わしたり。
運転資金の貸し増しを提案したり。逆に貸し増し依頼を断って回収にいそしんだり。
企業型カードローンの更新、手形の書換、預金担保の相殺、などなどなど。


とても人間の脳の処理能力だけでは、管理できない情報量です。


それに、融資が終わりましたと言って、それですべてが完了するわけではありません。その後の融資した企業なり個人事業主なり個人が、適切な経営や返済をしているか管理しなければならないのは言うまでも無く。
+アルファで、その融資案件独自の管理項目が付いたりします。

それが、「事後管理項目」なのです。


この前僕が融資実行した住宅ローンのお客さんについての「事後管理項目」を挙げてみると、

・○年後の○月○日までに、その家の火災保険が更新されているか確認しなければならない。
・○年後に、退職金にてそのローンの完済をしなければならない。


となっています。


まぁその○年後には、僕は少なくともその支店にはいないだろうとは十分に想定されるわけでして。

このようにして将来に渡って仕事が継承されていくわけです。


預金の仕事は「現金その場限り」が大原則なものだから、次の日に持ち越される仕事なんてそんなに無いんですけどね。


同じ業種とは言えども、「融資」と「預金」はほとんど別世界の仕事なのですね。


せめて人間関係くらいは穏便にいきたいものです(汗)

2007/04/01

一つの決意

僕は一つの決断をすることに致しました。

明日、銀行を辞めます。





なんて、見え透いたエープリルフールはこの辺に致しまして(笑)


銀行員生活2年目がスタートです!

2年目になってしまうので、「新米銀行員」というネーミングは果たして正しいのかと疑問になりますが、まぁ気持ちや仕事の出来具合はまだまだ新米並ですよっていうことにして、そのままにしておきたいと思います。


さてうちの支店はこの間の人事異動によって、4人が去り、5人が新たに来ることになったんですが。
5人のうち3人は新入行員でして。

人数が多いとはいえ、明らかに戦力ダウンです。
特に4月から5月の半ばにかけてはとても苦労することになりそうです。


と言っても、誰しも「無知な1年目」という通過点は経験するもの。僕だってついこの間に経験したばかりです。

初心は忘れずに、新入行員には優しく接することにしよう! というのが、今朝至った決意なんです!



って、大した決意じゃあ無いですね(汗)