2007/02/23

デジタル←→アナログ

昨日は支店長以下、公定歩合アップの話で持ちきりでした。

やれ取引先との金利を上げなければならないとか、やれ定期預金の金利はどのくらい上がるのかとか。
すでに大手都銀各行は金利引き上げの発表をしていることですし、我ら地銀もそれに追従する形となるでしょう。


定期預金をお考えの方は、もうしばしお待ちを!

ってそれほど大事に考えている方はいらっしゃらないと思いますが(笑)


さて、僕が銀行に入ってちょっとしたカルチャーショックに見舞われたことがあります。
それは、銀行の仕事って意外とアナログなんだなぁ、ということです。


例えば、お客様から札束を預かれば、「その場」で札束を数え、「はい、確かにお預かりしました」と明言しなければならなかったり。
貸付の回収も、個々に何なら家計簿みたいなものをつけながら回収しなければならなかったり。
お客様の情報も、すぐに取得できるものが限られていて、それ以外に必要が出てきたらば2日も3日も待たなければならなかったり。
意外と面倒なんだな~、と。


でもこれには理由があることも最近感じ取りました。

なんでもかんでも「デジタル」の世界に納めてしまうと、それはそれで不具合やリスクが出てくるのです。
個人情報の流出リスクもあるし、仮にそれが発生した場合、「誰が」責任を取るのかはっきりさせるために、随所「アナログ」を盛り込んでいるのです。
ようは、足跡を残すため、です。


きっとその「アナログ」の処理が早いかどうかで、その人の仕事スキルが評価されているんでしょう。
(もちろん、他にも評価基準は山ほどありますが)


僕はこの「アナログ」的仕事スキルはどうかというと、、、



考えないことにして、ウィークデイ最後の金曜日を頑張ることにします(汗)

0 件のコメント: