2008/06/18

為替手形

昨日、為替手形に関してひと悶着がありました。

為替手形とは、、、と講釈するのも恥ずかしいのですが(僕も昨日になって知ったことばかりだったので)。

手形を切るためには当座預金が必要なんですが、取引先の中には当座預金を持っていないところもあります。当座預金を作るためには結構労力を使うのです。

そのため、支払先である会社Aが「じゃあうちの当座を使っていいよ」と言って、振出人がA、引受人が当座を持っていない先、受取人がAとなって、ちょっと仮想的な手形を発行しているものなのです。
(為替手形の説明って本当に難しい)


さてとにかくそんな為替手形なんですが、期日欄のところで、ちょっと偽造的、というか二重に書き直してしまっているところがあって、これは訂正印が必要だ、ということになりました。
そこまでは良い。

では、「誰の訂正印が必要なのか?」
これで意見が二分しました。
(まぁ意見が二分すること自体がおかしいことなのかもしれませんが汗)

形式的には、訂正印が必要なのは振出人から。
でもそれを許してしまうと、引受人が書いた支払期日を勝手に改ざんできるじゃん! と騒ぐ役席もいまして。
なので、実務的には両方から欲しいんじゃないか、という意見も出てきたりこなかったり。


まぁそれならそれで良いんですけど。
みんな好き放題意見を言って、結論を出さずに去っていくのです。
結局どっちなんだよ!


知識はあるけど責任は無い、それが銀行員です。

0 件のコメント: