2008/06/25

おせんの銀行員

火曜日の楽しみであった「おせん」が昨日で終了してしまいました。悲しい(><)
終わってしまうと寂しくなるから、ドラマはあまり見ないようにしていたのですが、今回もその傾向にはまってしまうのでした。


さて、おせんの経営している「きっちょうあん(漢字がわかりません)」に融資している銀行員が訪れて、8,000万円を一括して返済してほしいとお願いする場面がありました。
それに対しておかみさん(名前忘れました)が、「うちは一回も滞りなく返済しているじゃないか」と反論。
それに対して銀行員は、「上が決めたことですので、、、」苦し紛れに答えます。


果たして、実際にそういうことがあり得るのか?

ほとんどあり得ないと思います。


融資する際にはいくつもの規定に基づいた上での契約を行っているのですが、その中には、「こんなことをしたのがわかったら、一括して返済してください」というものがあります。また、一回でも延滞すれば、一括返済を請求できないわけではない、です。


でも、そんなことを行っていたらまさに銀行の横暴。法律に基づいた行動と、実際的で実務的な行為は分けて考えるべきなのです。

なので、おせんに出てきたしがない銀行員の行動は現実的ではないでしょう。

他には債権を別のところにバルクとかそういった形で売り渡しちゃうとかありますけど、延滞していない先を売り渡すのもあり得ないしなぁ。



ドラマに出てくる銀行員って、どれも印象を落としがちな演出しかしてくれないのが悲しいところです。

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