先週の木曜日のことです。
支店長と役席一人が、夕方から地域の会合に参加することになっていて、「浅里君、ちょっと会場まで車で送ってくれないか」と言われ、支店にある唯一の普通車(あと4台ありますが、どれも軽自動車)で会場までお送りすることになりました。
会場までは車で5分弱の近場。
普段は軽自動車で飛ばしがちな僕ですが、役席、支店長が乗る手前では、必要なほどに安全運転。
逆に、「どうもぎこちない運転だね」と、支店長からご指導を受けることになりました。
さて、そんな身近な会場にも関わらず、事故ってしまった、、、
なんてことは無いんですが。
その会場は細い路地を入っていかなくてはいけなくて、必要以上の安全運転がさらに度を増し、超低速度でのろのろと運転していると。
細い歩道に、一匹の猫がいました。
車が近付いても驚く様子は全く無くて、ずいぶん肝の据わった猫ですね、うちの行員にもあのくらいの度量が欲しいもんだよ、そうですねハハハ、など実の無い会話をしながら運転していると。
その猫、すまし顔で道路を横断するじゃあありませんか!
あたかも「ちょっと通り過ぎますよ」というような感じで。
これには、車に乗っていた一同唖然。
お前(猫のこと)、遠くから僕らの車を眺めていたくせに、どうしてギリギリになって通り過ぎるんだ! と、ツッコミを入れずにはいられませんでした。
降りる間際、役席が僕に一言。
「あの猫、浅里君の生まれ変わりなんじゃないか?」
僕は、「そんなにずうずうしくないから!」と「僕はまだ生きているから!」と二つ、またしても心の中で突っ込んで、支店へ戻っていくのでした。
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