2007/05/02

より精密に

連休明けの月初(といっても先月は月末が休みだったので、事実上の月末)の窓口は、とんでもない混みようでした。

一時、「25人待ち」の表示がされるほど。

あれ、うちの支店のロビーって、そんなに待てるほどの座席があったっけ? と思ったりしてロビーをチラ見してみたら、納得、ATMコーナーのところにまで立って待っているお客様がいらっしゃいました。
預金の皆さんはさぞかしお疲れだったことでしょう。


そんな忙しい預金の皆様を尻目に、着々と自分の仕事を進めていった僕ですが、僕は僕なりに忙しい日となりました。

固定資産の再評価が終わらないのです。


とある法人の物件の担保評価をしなきゃいけなくて、法務局へ行って登記事項証明書や公図をとってきたり、実際の物件へ赴いて写真を撮ってきたり、路線価格を調べたりしているのですが、どうも書き方や仕組みを理解していなくて、上司の検印もこの2週間で4回くらい戻ってきました。

「とにかく、わかりやすく書け!」

としびれを切らした上司は、見本の地図を作ってくれました。

ここが土地でここが建物、とわかるように、蛍光ペンで地図や公図に色を塗っていく上司。
あるいは、撮ってきた写真を切り貼りして、よりワイドな写真を作っていく上司。


まさに、幼稚園の工作のようでした!

でもこうした地道で丁寧な作業が、第3者にも確かな情報や記録を残すための大切な手段です。
おろそかにしてはいけないのです。


「まさに、幼稚園の工作のようでした!」

と上司に向かって発言した僕は、おろそかにされても良い銀行員かもしれません。

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