2007/05/17

集金を切れ!

普段は銀行の中で仕事をしているときが多い僕ですが、それでも毎月の半ばくらいになると外に出て、集金に出かけてきます。
主に官公庁です。

官公庁と言っても、経営企画の部長さんとか経理の方から集金をするわけではなく、ごく個人的なところへ赴いて集金をしているわけです。
どういう経緯でその集金が始まったのか、よくわからないところでありますが。


そんな集金先をリストにして出せ、と上司が仰ったので、あわててパソコンで作ってみると、


「早々に切れ」


ということでした。


「切れ」とはつまり、「行くな」ということです。

確かに、時間をかけて職場に行くにしてもただの集金だけなので、はっきり言えばATMの入金だけで済んでしまいます。それにわざわざ職場へ行っても会えないこともあったりで、また後日に訪問しなければなりません。
非常に、時間がロスします。


「これだから銀行って偉そうだよね」


との声が聞こえてくる気もしますが、うーん、銀行は銀行で大変なのです。
きめ細かいサービスをするための、人材や予算や時間が限られているのです。
たまに「銀行=福祉」と考えている方もいらっしゃるから、とても困ったものです。


まぁ、そんな集金から人のつながりを広げて、大きな案件を拾ってくることが理想の銀行マンなんでしょうが、まだ僕はその域に達せているはずも無く。


もっと別の適性がないものかしら、と思いふけながら集金へ出かけるものなのです。

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